ごあいさつ

だしとの美味しいつきあいかた

いま「だし」と聞いて、皆さんが思い浮かべるのはどんなイメージでしょう。
料理人が数年をその修行だけに費やすような、素人には縁遠い世界? またはコンビニでみかける粉末だしや、ティーバッグ式のだし?

どちらも、今日におけるだしの文化の多彩さを教えてくれるものですが、実際はこの両極端の間に幅広い活用法があるのを、私たちは忘れていないでしょうか?

小さなころ毎日食べた、お母さんのお味噌汁。
夏休みにお祖母ちゃんの家で味わった煮物や、そうめんのつゆの味。
そこには、日本のふつうの暮らしが育んだ、美味しいだし生活がありました。
ひと手間かけることで、家族が「ほっ」と出来る食卓が生まれていました。

また、余計な添加物を使わない健やかさもありました。
子どもにとっては健康な体づくりを支え、日々のご飯がどんな自然の恵みから成り立っているのかを、自然と教えてくれるものでもありました。

「昔ながら」がとにかく良い、というつもりはありません。
逆にいまこそ見直したいし、新たな楽しみ方もあり得るのが「だし」でしょう。
そしてそれは、ちょっとした手間とコツさえあれば、私たちにもできること。

でもいまさら誰に、何から聞けば…。そんなとき、気軽にだし専門店をご活用ください。私たち「三松」では、お客さまひとり一人の「こんなものが作りたい、食べたい」とのご要望に沿っただし材を、専門家の目でおすすめできます。

(株)三松 代表取締役 曽我与一